ニシアフリカトカゲモドキの魅力１０選！

ニシアフリカトカゲモドキは英名で「African fat tail gecko」と呼ばれるとおり、ぷにぷにな太い尻尾がとってもかわいいヤモリです。ニシアフによっては餌を食べるときに尻尾を素早く振ってから飛びかかります。一生懸命な可愛い仕草にたくさん餌をあげたくなります。

爬虫類というとワニのようなカッコイイ目をイメージしがちですが、ニシアフは基本的に大きな黒目がちのかわいい瞳をしています。最近登場したラキビノ（キャラメルアメル）というモルフのニシアフは真っ赤な神秘的な瞳をしています。

ニシアフにはニホンヤモリ等と異なり「まぶた」があります。眠るときはまぶたを閉じて気持ちよさそうに寝ています。まぶたがあることでより表情の変化を感じやすく、餌の時間などテンションが上がったときには目をぱっちり開きます。

ニシアフの手足は体に対して短く、ずんぐりした体型をしており、シェルターの上り下りを頑張っていると応援したくなります。また、ニシアフは指も短く、アダルトになっても赤ちゃんのような可愛い手をしています。

ニシアフはケージやシェルターにもたれかかって立つことはできますが、ニホンヤモリ等のヤモリと異なり垂直な壁を登ることはできません。ケージの扉付近で頑張って掴まり立ちをしてこっちを見られると、「部屋んぽ」をさせてあげたくなります。

ニシアフは爬虫類なので鱗がありますが、皮膚は柔らかくプニプニしており、触り心地は最高です。ニシアフはレオパと似た見た目ですが、ハンドリングの感触は大きく異なります。

ニシアフは定期的に脱皮をします。皮は自分で食べてしまいますが、脱皮途中は洋服を着ているようなかわいい姿をみせてくれます。脱皮の様子は見ていてとても楽しいので、シェルターの外で脱皮を見せてくれると嬉しくなります。

ニシアフは普段ゆっくり動くおとなしいヤモリです。アダルトのニシアフは不安定な持ち方をしなければハンドリング中でもゆっくり動きます。生きものなので絶対に噛まないとは言えませんが、飼い主を噛むことはほとんどありません。（※ベビーはケージに手をいれると素早くシェルターに逃げたり、威嚇することがありますが、アダルトになるにつれて落ち着くことが多いです。）

ニシアフにはオレオ、キャラメル、アメル、ゴーストという体色に関する特徴のほか、ズールーやパターンレス等の柄に関する特徴があります。この写真のニシアフはスノー（キャラメルオレオ）というモルフで、キャラメルとオレオの特徴が合わさった表現の子です。ノーマルのニシアフも可愛いですが、様々な特徴の子がいるため、自分が好きな子を探してお迎えする楽しみもあります。

ニシアフのベビーは小さいものだと5g程度のサイズから販売されていますが、成長すると60〜80g程度（体長20〜25cm程度）になります（※個体差あり）。生まれてから約1年で重さにして10倍以上の成長をするため、育てる楽しみが大きいです。成長が早いため、ベビーでお迎えした際は、定期的に写真を取っておくとより成長を感じることができると思います。ニシアフの寿命は約10年であるため、比較的長く一緒の時間を過ごせると思います。